果実と恋のバスケット






「アンズちゃん、当ててみて良い?さっきブドウくんに告白されてたよね?」





えっ!?



思わず肩が跳ねる。


それはまるで図星と言っているかのようなものだ。



イチゴくんの小さな低い声が、不機嫌な響きを帯びる。





「もう…リンゴくんだけじゃなくブドウくんまで!じゃあボクもいいよね!」




明るい声を一瞬出して、イチゴくんがすっと目を細める。