木成くんが優しく聞いてくれる。 確かに、マジシャンでもない限り花のリースを取り出すなんて難しいだろう。 それに、部屋から出していないタルトのデザインのことを知っているみたいだったし…。 夢じゃないのなら、これは、本当なのかもしれない…。 「…はい。信じました。」 「ほんとっ⁉ありがとうっ!」 甘実くんがこれまでに見たことがないくらいの満面の笑みで私に抱きついてきてくれる。 わっ…!