果実と恋のバスケット




「イチゴ〜…アンズちゃんのご両親ならちゃんと言ってくれたら良かったのに。僕もお会いしたかったなぁ」

「ふふっ、ごめーんね?ボクはもうお話しちゃった〜!」

「えぇ?何で?みんな公平にって話だったでしょ?」

「そんなこと言ったらルール違反真っ先にしたのはリンゴじゃん!」




あ、あれ…?

リンゴくんの言葉になぜかイチゴくんも不機嫌そうな表情になり、すぐさま口喧嘩に発展してしまっている。





「2人共…!どうしたの、急に…!」




私が止めに入ると、気づかなかったみたいに2人は驚いた表情をする。

あれ、私って影が薄かったのかな…?




「わぁあ〜っ!ごめんねっ、急に喧嘩しちゃって…!」

「うん、僕も…驚いた?ごめんね〜」

「私は大丈夫…!でも、目立っちゃうから、ね!」