果実と恋のバスケット





「2人共、お店は…!?今日って営業日のはずじゃ…!」

「娘の文化祭を見に来ないほど薄情じゃないわよ」

「お客様たちのご厚意でな。お休みさせていただくことになった」




私は驚いて固まってしまう。

だって、来るなんて聞いてなかったんだもの…!




何も言えない私に、イチゴくんがニッコリと笑いかける。





「良かったね〜!あ、それじゃあボクは向こう行くね!家族の時間をごゆっくり〜!」




そう言ってイチゴくんはキッチンへ引っ込んでしまった。

え、えぇっととりあえず、接客しなくちゃね!