「それじゃあ、行こうかお姫様。2人きりのお祭りに。」 いつの間にか、陽気な音楽がスピーカーから流れて、カフェの店内には人が流れ込んできていた。 お祭り独特の、湧き上がるような鮮やかな雰囲気が流れ始める。 文化祭が始まったんだ。 私はそう思いながら、リンゴくんの言葉に頷いた。 * * *