果実と恋のバスケット





イチゴくんはむぅっと頬を膨らませている。



それを見ていた他の3人が、はぁっと同時にため息を付いた。




「…イチゴ。空気は読みなさい」

「そうだぞ。そんなんだから子どもなんだよ、お前は」


「は、はぁっ!?ブドウくんはともかく、レモンくんには言われたくないよー!」



イチゴくんがレモンくんに捕獲されて、手足をばたつかせる。


て、手慣れているっ…。





そこで、ずっと黙っていたミカンくんが口を開いた。

レモンくんに向けて。