果実と恋のバスケット




あっというまに褒め言葉をサラサラと投げかけてくれるのには、本当に感謝しかない。





しかも今、着ている衣装が衣装だから、よりかっこよく見えてしまう。



リンゴくんはおもむろに教室の床に片膝をついて、私に手を差し伸べた。




「だからさ、お姫様。午前中は僕と遊んでくれない?」




ココアちゃんとは業務時間がわかれてしまって、一緒に回る人がいなかったから、その申し出はすごくありがたい。



だから、えぇっ、とっ…こういうときって、なんと言えば…?




「よ、喜んで…?」

「やったぁ!文化祭デートだね、アンズ姫」