果実と恋のバスケット



「そういえば、制服を着てって言われたけど…私達は最初、休憩でしょう?どうして…?」


「あ、ええと、それはですね…」




そう聞くと、ブドウくんがしどろもどろになる。


ミカンくんもブドウくんと目を合わせて、困ったような焦ったような表情をしていた。


も、もしかして聞いちゃいけないことだった…?



「ああ、僕が可愛いアンズちゃんと一緒に回りたかったからだよ〜」

「えっ…?」

「それにほら、僕らがアンズちゃん見とれちゃったら大変だからね。アンズちゃんは可愛いんだよ、ほら、自覚して!」

「え、ええっ…」




リンゴくんは…やっぱり、キザだっ…。