そして、レモンの心からの言葉も。 『奪われるつもりもない。他の奴らにも…アンズは』 これはそういう思いだろうか? とにかく俺は生地を型に流し込んで、オーブンに突っ込む。 もう外も暗いし、と口実を付けてアンズを送ることにすると、アンズは明日の文化祭について楽しそうに語る。 俺も笑顔を浮かべて、「楽しみだよ」と告げる。