果実と恋のバスケット



言いようのない感情をお母さんに向けて抱えていると、木成くんにもう一度手をとられた。




「はいっ、それじゃあこちらへ」



木成くんが今度こそ完璧なエスコートで私をソファーに座らせる。






っていうか、なんでこの5人はここに来たんだろう…?




今更な疑問に首を傾げていると、ナナメ前に座っている一房くんが「やっと話せますね」と嬉しそうに微笑んでいる。



…私と話に来た、ってこと…?

どうして…?