果実と恋のバスケット




夕日に掲げると、砂糖が光を反射してキラキラときらめいている。


すごく美味しそう…!


まるでお店に売られているお菓子みたいだ。





それぐらい上手に作られていて、ミカンくんは器用なんだなぁとうっとりとため息を漏らす。





「このオレンジ、もしかしてお庭の?」


「ああ、そうだよ。ちょっと早いけどいい感じに実がついてたから、試しに作ったんだ。それが思いのほか美味しくて」

「すごい…!自給自足?なのかな?」

「そうだね」




ミカンくんには色々なものを与えてもらっている。