果実と恋のバスケット













文化祭前日まで、私達は大わらわで準備を進めていた。



今日と昨日で教室の飾りつけなんかも出来たし、準備は万端。





接客係や厨房係の子たちとの打ち合わせも終えて、資料をまとめると、今日ももう夕暮れになっていた。





玄関まで階段を降りていくと、そこにはミカンくんが待っていた。





「アンズ。お疲れ」

「うん。ミカンくんもお疲れ様。」