果実と恋のバスケット



「親に知られたくないなら、俺達の家に寄って乾かしていきなよ。」

「いいの…?」

「あいつら多分、自分の部屋にいるから。バレないよ。今日ぐらい俺に甘えて?」





それなら、とミカンくんのお言葉に甘えて、私はミカンくんたちのお家にお邪魔することにする。









「はい、そこ座って」




ミカンくんのお家に着き、そう指示され、きれいな椅子に座ると、ミカンくんがドライヤーで私の髪を丁寧に乾かしてくれた。





「アンズ、髪サラサラだね。」

「うん。お母さんからの遺伝かな?」

「確かに。アンズのお母さんも髪長いよね」