果実と恋のバスケット




教室に1人ぼっち。


おそらくこの校舎に残っているのは私が最後だろう。

随分短くなった太陽がどんどん落ちていく。





どうしよう…。


このまま家に帰ったら、何かあったのが丸わかりだ。

お父さんとお母さんは心配させたくないし…。


文化祭の準備をするって言ってあるから、遅くなるのは問題ないけれど…。




タオルで髪を拭いても、まだ髪は湿っている。





「はぁ…」