学級委員長が迷うことなく私を名指して代役に指名する。
「えぇっ!?」
「しょうがないわよ、アンズ。このクラスで一番適任なのはあんただろうし。あたしも入ってあげるから、目立つのは我慢しなさい」
「そんなっ…!」
そうこうしている間にも、ドリンク担当、軽食担当、スイーツ担当、接客担当、飾りつけなどの裏方…と、役職が手際よく決められている。
って、あれ?ミカンくんたちは話し合いに参加してないのかな…?
私はこっそりミカンくんたちの方に近づいて、小声で話しかけた。
「ミカンくん、みんなはどこの担当なの?」
「俺らは全員指名で接客。スイーツ一種類だけ作れるってイチゴが言ったらスイーツも担当になった。スイーツ担当は俺たち6人だけ」
「そ、そうなんだ…!」


