リンゴも気付いたのか、不安そうにアンズさんの家の方を見ている。 …彼女を守れるように、頼ってくれるように…私も精進しなくてはね。 リンゴやイチゴ、それにレモンに負けないように。 大切なあの子を守れるように。 そう思うと、リンゴが私にだけ聞こえる声で呟いた。 「…ブドウにだけは、負けないからね。絶対に」 私は驚いてリンゴを見る。