果実と恋のバスケット









ブドウくんの体温は、行きと違っていつものように冷たい。




私の手ばかりが、熱を持っている気がした。









…もう、ブドウくんってば…!


ああいうのは、好きな人にかける言葉みたいなものだと思うんだけどなぁ…!





私はブドウくんに少し恨めしいような感情を持ちながら、手を繋いで家への道を歩いた。









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