ブドウくんの体温は、行きと違っていつものように冷たい。 私の手ばかりが、熱を持っている気がした。 …もう、ブドウくんってば…! ああいうのは、好きな人にかける言葉みたいなものだと思うんだけどなぁ…! 私はブドウくんに少し恨めしいような感情を持ちながら、手を繋いで家への道を歩いた。 * * *