果実と恋のバスケット





今日はブドウくんとパフェを作る日だ。





「それにしても…まさか、私がパフェを作る日が来るとは思いませんでしたよ」




お買い物に行く道すがら、ブドウくんがほほ笑みを浮かべてそう言う。




「あ、あれ…?もしかして、嫌いだった?」

「いえいえ。むしろ、私はかなり甘党なので…。ただ、なんと言いますか…ハイカラなものというイメージがあったので」





ブドウくんは、なんだか不思議な人だ。




外見年齢は若々しくてすごく好青年みたいなのに、時折長年生きてきた老成した雰囲気がある。