果実と恋のバスケット




イチゴくんは今度は口を少し開けてぽかんとする。


そして、ちょっとだけ頬を赤らめて小声で「ほんと?」と聞いてきた。




私が力強く頷くと、イチゴくんは嬉しそうに笑った。




「ありがとう、アンズちゃん!やっぱりボク、アンズちゃんのこと大好きー!」





真っ直ぐな言葉遣いは、本当に彼らしい。



私はその姿を眩しく思って、ケーキをもう一口口に運んだ。