さっきの私と同じことを訝しげな、本気の顔で言うレモンくん。
「目が素直なんだよ。さっきの雪の結晶もお手本にしたいぐらいきれいだし、レモンくんはすごくアドバイスを素直に聞いてくれるから上達も早いんじゃないかな?」
「…そ、そーかよ!」
レモンくんはふんっと鼻を鳴らして、もう一度アイシングを始める。
私も手を動かし、心地よい沈黙が流れた。
黙々と作業をすればすぐにアイシングは終わり、大皿にはたっぷりとアイシングクッキーが乗っている。
途中からは英語でメッセージを書いたり、波打たせて模様を作ったりして、かなりアレンジが効いたものになった。


