果実と恋のバスケット





「うん。私で良ければ、何でも相談にのるよ」

「ありがとう、アンズちゃん。その…僕の部屋の本、見たでしょう?どう思った?」




リンゴくんの質問の真意が掴めなくて、私は首を傾げる。



確かに、リンゴくんの部屋にはたくさんの本があった。

私が持っていないような、分厚くて難しそうな本が、たくさん。



そして、そのほとんどが歴史に関する本だった。


集めるのも大変だっただろうし、あれをすべて読んでいるとしたら、途方もない時間が必要だっただろう。

その分、リンゴくんの知識量も計り知れない。



どう、思った、っていうのは…?



私はとりあえず、自分の思った通りの言葉を言うことにした。