果実と恋のバスケット




「じゃあ、順番決めるか。」




ミカンくんの言葉に、僕はさっと手を挙げる。




「あ、じゃあ僕が行きたいな。言い出しっぺだしね。」

「えぇっ⁉やだよー、ボク最初がいい!」




控えめに微笑んだ僕の言葉に、すぐさまイチゴが被せる。


…あーあ、この流れはまずい。




「はぁっ⁉そんなの認めない!オレが一番最初に作るんだよ!」

「何言ってるんですレモン。アンズさん、私に教えていただけませんか?」

「ブドウ、レモン、イチゴ、ケンカすんな!平和に俺が行くから!」


「「「はぁ⁉」」」