「ちょっとだけ簡単なものになっちゃうし、あれはお父さんとお母さんが作ったものだから違ってくるとは思うけれど…うん、アップルパイなら私も作れるよ。」
「へえ…確かにあれ、かなり美味かったしな。俺は賛成。リンゴは?」
ミカンがあっさりアンズちゃんの意見に賛成票を上げる。
話題を振られた僕も、当然「うん。自分であれが作れるなら嬉しいな。アンズちゃんの意見に賛成だよ」と答える。
イチゴもブドウも、「ボクもボクもっ!大賛成だよ〜!」「そうですね。私も賛成です。楽しみですね」と柔らかい笑みを浮かべて賛成する。
レモンもさすがに5対1では分が悪いと思ったのか、案外素直に認めたのか、「ま、それでいいんじゃねーの」とツンデレを発揮する。
もう…そんなんじゃアンズちゃんが怯えちゃいそうだよ、レモン。
いい加減素直になったら良いのに…。
「それじゃあ、作るものは俺がパウンドケーキ。レモンがアイシングクッキー。イチゴがショートケーキ。ブドウがパフェ。リンゴがアップルパイでいいな?」


