「アンズちゃんと僕らって、一応ほとんど初対面でしょう?お菓子作りを通して、仲良くなりたいし、あんまりアンズちゃんに一気に負担をかけたくないし…一人ずつ順番に、っていうのはどう?」
アンズちゃんとミカンの反応を見ながら、ひょうひょうと言葉を紡ぐ。
これなら、ミカンにもデメリットは少ないから、可決される。
特に、中立の僕の意見なら、誰もが賛成しやすいはずだし。
「あー…確かに、お前の言うことも的を得てるな」
「ふふっ、そう?アンズちゃんはどう?」
アンズちゃんも頷いて、「そうしてもらえると、ありがたいかな…」と控えめに意見を主張した。


