アンズちゃんの言葉は、僕らを心から喜ばせた。 僕はアンズちゃんの答えを聞いた瞬間、思わず満面の笑みを浮かべ、「やったっ!」と言おうとした。 しかし、そんな僕の言葉を遮って、ぴょんっと桃色の髪の毛が飛び出す。 「本当っ⁉嬉しいっ!」 アンズちゃんの答えに、すばやく反応をしたのはイチゴだった。