遠藤先輩は大我先輩の肩をポンとたたいて、優衣先輩と校舎に戻っていく。
大我先輩は2人を見送りながら屋上に出てきて、私にクールなご尊顔を向けた。
「どうしたんだ?」
「いえ…優衣先輩を連れ去る遠藤先輩がちょっと憎くて…」
「…そうか」
心なしかあきれた顔をした大我先輩は、私に近づいてそっと頭をなでる。
「っ!?」
「また会えるだろ。機嫌直せ」
「はぃ…っ!」
キュン、として、両手で口を押さえながら、私は大我先輩のお顔を見つめた。
“彼氏”の大我先輩って、どうしてこんなにも私を甘やかしてくれるんだろう…っ!
「好きです大我先輩…!」
「…俺も好きだ」
「はぅっ」



