バイト中の大我先輩と出会ってから、もうすぐ1週間。
はっきり言おう。
私、死ぬかもしれない。
いやいや、大我先輩のことをもっと知りたいって言ったのは私だよ?
でもさ、でもさ…!
『鈴がアイドルを見て、俺にも同じポーズをとらせようとしてきて、昨日は大変だった』
『爽が円満に告白をことわる方法を聞いてきたんだが…真陽、なにか意見をくれないか?俺はそういうのとは縁がなくてこまってるんだ』
『真陽。昼、一緒に食わないか』
登校中!休み時間!これまで野良試合の話題ばっかりだった大我先輩が、雑談を!!
あの整いすぎたお顔で、日常の話を聞かせてくれるの!少しこまり顔で!
しかもお昼までさそってくれて、一緒に食べるのが習慣になりつつあるし!
大我先輩の過剰供給で、私死にそう!!