ミルクティー色の、胸の下まであるくせっ毛に、いつも通り前髪を編みこんだ姿。
たれ目気味なピンク色の瞳の周りにもおかしなところはないし、セーラー服の赤いリボンもまがってない。
「あの…どうかした?」
「はっ、すみません。あまりにもお顔が整っているので、つい見惚れてしまって。美男美女のお顔を鑑賞するのが生きがいなものですから」
「えっ…えぇと、ありが、とう…」
そんな真顔で言われたら、お世辞だって分かってても照れちゃうんだけど…っ。
「優衣先輩、こんなぶっそうな学校ですから、今後もなにかあれば私を呼んでください。というか、優衣先輩の教室に行って男たちに忠告してやります!」
「あ、大丈夫なのっ。私、3年生の人に守ってもらえてて…今日は、たまたま1人になったところをねらわれたみたい、で…」
たれ目気味なピンク色の瞳の周りにもおかしなところはないし、セーラー服の赤いリボンもまがってない。
「あの…どうかした?」
「はっ、すみません。あまりにもお顔が整っているので、つい見惚れてしまって。美男美女のお顔を鑑賞するのが生きがいなものですから」
「えっ…えぇと、ありが、とう…」
そんな真顔で言われたら、お世辞だって分かってても照れちゃうんだけど…っ。
「優衣先輩、こんなぶっそうな学校ですから、今後もなにかあれば私を呼んでください。というか、優衣先輩の教室に行って男たちに忠告してやります!」
「あ、大丈夫なのっ。私、3年生の人に守ってもらえてて…今日は、たまたま1人になったところをねらわれたみたい、で…」



