拳から恋









──が



「え、待って……行きたいとこってまさか」


「そう、ここ」



素直に付いてきて行き着いた場所は、


わたしの家の前。



しかも……



「なんだ?どこだよここ。なんかの教室とかか?」

「表札ないけど、屋敷?(おもむき)があるね」



風間くんと大月くんも一緒だ。


わたしは白鳥くんの腕を引いて、顔を寄せた。
後ろで風間くんの焦りの声がしたがごめん、無視します。


「……なんっでウチなの!?」

「オヤジさんに顔だそうかなって」


「はぁ!?」