拳から恋



「あー……ちょっといい?」



わたしは小さく手を上げると、三人は何だとこちらを見る。


「勝負の話はわかったんだけど……自分は普通に授業受けたいんで、A教室で受けてきていい?」



Sの教室にいたら、授業わからなくなるし。



「真面目だなぁ花蔭は。テストん時だけ、やまはりゃいいのに」


「まぁ、それくらいは問題ないよ」


「ありがとう。……後、休み時間来ないでね風間くん」


「え?ああ、安心しろ。来月の楽しみにとっておくからよ」


「……じゃ、とりあえず行くんで」