「……あれ、あおいくん?」
うとうとしながら身を起こす。
寝てた……らしい。
「ゆいまで……ほら、起きて!」
目の前にはあきくん。右にはすやすや眠っているゆいくん。
寝顔、かわいい……。
MasqueradeDanceはいつの間にか止まっていて。
音の聞こえなくなったイヤホンだけが左耳についていた。
「参ったなぁ……こいつ1回寝たら全然起きないんだよなぁ……」
困った顔で頭を搔くあきくんとは対象的に、いい案を思いついてしまい、にやりと口角を釣り上げる俺。
スマホを操作し、有名な"天国と地獄"を爆音で流してさしあげた。
ちゃんと両耳添えて。
「っ? ……おわ"っ!?」
始め混乱してたゆいくんは、バッとイヤホンを取ると、俺とあきくんを交互に見て。
「ちょっと!!」
と叫んだ。
「ふっ」「……っ」
我慢できなくて、2人で大声をあげながら大爆笑した。
うとうとしながら身を起こす。
寝てた……らしい。
「ゆいまで……ほら、起きて!」
目の前にはあきくん。右にはすやすや眠っているゆいくん。
寝顔、かわいい……。
MasqueradeDanceはいつの間にか止まっていて。
音の聞こえなくなったイヤホンだけが左耳についていた。
「参ったなぁ……こいつ1回寝たら全然起きないんだよなぁ……」
困った顔で頭を搔くあきくんとは対象的に、いい案を思いついてしまい、にやりと口角を釣り上げる俺。
スマホを操作し、有名な"天国と地獄"を爆音で流してさしあげた。
ちゃんと両耳添えて。
「っ? ……おわ"っ!?」
始め混乱してたゆいくんは、バッとイヤホンを取ると、俺とあきくんを交互に見て。
「ちょっと!!」
と叫んだ。
「ふっ」「……っ」
我慢できなくて、2人で大声をあげながら大爆笑した。


