「おはよう、芹奈。一緒にお風呂入ろうか」
目が覚めた途端、耳元でささやかれ、芹奈はハッとする。
にこにこと笑いかけてくる翔は、どうやら本気で言っているらしく、芹奈は眠気も吹き飛んでズザッと飛びすさった。
ベッドから降りてマットレスの縁を掴んでいると、翔は楽しそうに笑い出す。
「ははは!また会えたな、ミーアキャットちゃん」
そう言って腕を伸ばし、芹奈を抱き寄せようとする。
芹奈は慌てて後ずさった。
「こら、逃げないの。捕まえた!」
ガバッと翔は芹奈に覆いかぶさり、そのままベッドに組み敷いて見下ろす。
「あの、あの……」
「ん?どうしたの?」
「お風呂は、どうぞお一人で」
「いやだ。芹奈と入りたい」
無理!と芹奈は必死で首を振る。
「そんなに恥ずかしがらなくても。そのうち平気で一緒に入るようになるよ?」
「ならないの!私はいつまでも恥ずかしいの」
「んー。まあ、そういうところも可愛いから、いいか」
諦めてくれた、と芹奈はホッとする。
だがそうではなかった。
「じゃあ芹奈が先に入って、あとから俺が入るから。それならいいだろ?」
「よ、よくない!全然よくないです!」
「でも部屋から覗かれてないかって気にしながら入るより、安心じゃない?」
「言ってることがおかしいですって!覗かなきゃいいでしょ?」
「ほら、つべこべ言ってないで。バスタオル身体に巻いてもいいからさ。早くしないと、朝食運ばれてきちゃうぞ。それともこのままベッドで俺に食べられたい?」
至近距離で見つめられ、芹奈は顔を真っ赤にしながら急いで翔の腕から逃れる。
タオルを持って仕方なくウッドデッキに出た。
覗かれていないかと、じっとカーテンの動きをチェックしながら髪と身体を洗い、髪をアップにしてからバスタオルを身体に巻いて湯船に浸かる。
「芹奈ー、もういいー?」
「はい。どうぞ」
芹奈はバスタオルをギュッと胸元で押さえながら、ドアに背を向けた。
(いや、なぜ湯船に入ったタイミングで声をかけてくる?もしかして、覗いてた?)
ドキドキしていると、カチャッとドアの開く音がして、翔が近づいて来る気配がする。
ザバッと掛け湯をするとすぐさま湯船に入り、スーッと芹奈の元までやって来た。
「芹奈」
後ろから抱きすくめられ、芹奈はタコのように真っ赤になる。
翔は芹奈のウエストに両腕を回し、グッと自分の腰に抱き寄せた。
翔のたくましく男らしい身体を直に感じ、芹奈の心拍数は一気に上がる。
「色っぽいね、うなじ」
そう言って翔はチュッと何度も芹奈の首筋にキスをする。
「あの、後ろから声かけないで」
「ん?どうして」
「なんか、ゾクッてしちゃって……」
「ふふ、そうなんだ。じゃあ、前向いて?」
芹奈は翔を振り返る。
向きを変えた芹奈の身体をまたしても翔が抱き寄せると、芹奈の豊かな胸の谷間に翔は釘付けになった。
「ちょっと、これは……。我慢しろって言われても無理」
え?と翔の視線の先を追った芹奈が、自分の胸元に目を落とし、ひゃー!と慌てて腕で隠す。
「もうやだ!だめ!先に出る」
「いいけど。その格好で出たら、俺に色々見られちゃうよ?」
「やだやだ!もう、見ないで!」
涙目になる芹奈に、翔はようやく優しく笑った。
「いじわるしてごめん。先に俺が出るよ。芹奈はもう少し温まってからおいで」
「うん」
「じゃあ、キスだけ許して?」
そう言って芹奈の顎をクイッと上向かせると、唇ごと食べてしまいそうなほど熱くキスをする。
芹奈の身体から力が抜け、トロンと目が潤んだ。
最後にチュッと唇をついばんでから身体を離すと、翔は芹奈のとろけきった表情を見てクスッと笑う。
「のぼせないようにね、芹奈」
ポンと頭に手を置いてから、翔はザバッとお湯から上がった。
目が覚めた途端、耳元でささやかれ、芹奈はハッとする。
にこにこと笑いかけてくる翔は、どうやら本気で言っているらしく、芹奈は眠気も吹き飛んでズザッと飛びすさった。
ベッドから降りてマットレスの縁を掴んでいると、翔は楽しそうに笑い出す。
「ははは!また会えたな、ミーアキャットちゃん」
そう言って腕を伸ばし、芹奈を抱き寄せようとする。
芹奈は慌てて後ずさった。
「こら、逃げないの。捕まえた!」
ガバッと翔は芹奈に覆いかぶさり、そのままベッドに組み敷いて見下ろす。
「あの、あの……」
「ん?どうしたの?」
「お風呂は、どうぞお一人で」
「いやだ。芹奈と入りたい」
無理!と芹奈は必死で首を振る。
「そんなに恥ずかしがらなくても。そのうち平気で一緒に入るようになるよ?」
「ならないの!私はいつまでも恥ずかしいの」
「んー。まあ、そういうところも可愛いから、いいか」
諦めてくれた、と芹奈はホッとする。
だがそうではなかった。
「じゃあ芹奈が先に入って、あとから俺が入るから。それならいいだろ?」
「よ、よくない!全然よくないです!」
「でも部屋から覗かれてないかって気にしながら入るより、安心じゃない?」
「言ってることがおかしいですって!覗かなきゃいいでしょ?」
「ほら、つべこべ言ってないで。バスタオル身体に巻いてもいいからさ。早くしないと、朝食運ばれてきちゃうぞ。それともこのままベッドで俺に食べられたい?」
至近距離で見つめられ、芹奈は顔を真っ赤にしながら急いで翔の腕から逃れる。
タオルを持って仕方なくウッドデッキに出た。
覗かれていないかと、じっとカーテンの動きをチェックしながら髪と身体を洗い、髪をアップにしてからバスタオルを身体に巻いて湯船に浸かる。
「芹奈ー、もういいー?」
「はい。どうぞ」
芹奈はバスタオルをギュッと胸元で押さえながら、ドアに背を向けた。
(いや、なぜ湯船に入ったタイミングで声をかけてくる?もしかして、覗いてた?)
ドキドキしていると、カチャッとドアの開く音がして、翔が近づいて来る気配がする。
ザバッと掛け湯をするとすぐさま湯船に入り、スーッと芹奈の元までやって来た。
「芹奈」
後ろから抱きすくめられ、芹奈はタコのように真っ赤になる。
翔は芹奈のウエストに両腕を回し、グッと自分の腰に抱き寄せた。
翔のたくましく男らしい身体を直に感じ、芹奈の心拍数は一気に上がる。
「色っぽいね、うなじ」
そう言って翔はチュッと何度も芹奈の首筋にキスをする。
「あの、後ろから声かけないで」
「ん?どうして」
「なんか、ゾクッてしちゃって……」
「ふふ、そうなんだ。じゃあ、前向いて?」
芹奈は翔を振り返る。
向きを変えた芹奈の身体をまたしても翔が抱き寄せると、芹奈の豊かな胸の谷間に翔は釘付けになった。
「ちょっと、これは……。我慢しろって言われても無理」
え?と翔の視線の先を追った芹奈が、自分の胸元に目を落とし、ひゃー!と慌てて腕で隠す。
「もうやだ!だめ!先に出る」
「いいけど。その格好で出たら、俺に色々見られちゃうよ?」
「やだやだ!もう、見ないで!」
涙目になる芹奈に、翔はようやく優しく笑った。
「いじわるしてごめん。先に俺が出るよ。芹奈はもう少し温まってからおいで」
「うん」
「じゃあ、キスだけ許して?」
そう言って芹奈の顎をクイッと上向かせると、唇ごと食べてしまいそうなほど熱くキスをする。
芹奈の身体から力が抜け、トロンと目が潤んだ。
最後にチュッと唇をついばんでから身体を離すと、翔は芹奈のとろけきった表情を見てクスッと笑う。
「のぼせないようにね、芹奈」
ポンと頭に手を置いてから、翔はザバッとお湯から上がった。



