次の日の10時ちょうど。
芹奈は会社に出向き、副社長室のドアをノックした。
「どうぞ」
「失礼いたします」
ドアを開けて中に入ると、翔はスーツではなくラフなスタイルでパソコンに向かっていた。
「悪いね、もう年末の休暇に入ったのに」
「いいえ。私も少しやり残した仕事があったので」
「そう。俺からお願いしたいのは、ニックナックの家具と雑貨のピックアップなんだ。マンションのモデルルームに取り入れるっていう君のアイデア、ぜひ実現したくてね。良さそうな商品を一覧にしてくれる?提出は年始に入ってからで構わない」
「かしこまりました。私のチョイスで構いませんか?」
「ああ、頼むよ」
そのままソファを借りて作業をし、12時になると翔がパソコンを閉じた。
「今日はもうこれくらいにして、お昼食べに行こう。何がいい?」
「え?そんな。私は帰りますので、どうぞお気遣いなく」
「一人で食べに行くのも味気ないから、一緒に行って欲しいんだけど。ひょっとして迷惑かな?」
翔は妙に機嫌が良く「迷惑かな?」と聞きつつ、「いいよね?」と言いたげに、にこにこと笑っている。
「いえ、迷惑という訳では……」
「じゃあ行こう」
「あ、はい」
芹奈は首をひねりながらも、翔に続いて部屋を出た。
芹奈は会社に出向き、副社長室のドアをノックした。
「どうぞ」
「失礼いたします」
ドアを開けて中に入ると、翔はスーツではなくラフなスタイルでパソコンに向かっていた。
「悪いね、もう年末の休暇に入ったのに」
「いいえ。私も少しやり残した仕事があったので」
「そう。俺からお願いしたいのは、ニックナックの家具と雑貨のピックアップなんだ。マンションのモデルルームに取り入れるっていう君のアイデア、ぜひ実現したくてね。良さそうな商品を一覧にしてくれる?提出は年始に入ってからで構わない」
「かしこまりました。私のチョイスで構いませんか?」
「ああ、頼むよ」
そのままソファを借りて作業をし、12時になると翔がパソコンを閉じた。
「今日はもうこれくらいにして、お昼食べに行こう。何がいい?」
「え?そんな。私は帰りますので、どうぞお気遣いなく」
「一人で食べに行くのも味気ないから、一緒に行って欲しいんだけど。ひょっとして迷惑かな?」
翔は妙に機嫌が良く「迷惑かな?」と聞きつつ、「いいよね?」と言いたげに、にこにこと笑っている。
「いえ、迷惑という訳では……」
「じゃあ行こう」
「あ、はい」
芹奈は首をひねりながらも、翔に続いて部屋を出た。



