「芹奈さーん。今夜も合コンあるんですけど、どうですか?」
終業時間が迫って来ると、デスクから菜緒が声をかけてきた。
「菜緒ちゃん、連日で合コン行くの?」
「そうなんです。芹奈さんは?何かご予定あるんですか?」
「ん?特にない……、あー!」
「びっくりした。どうしたんですか?」
「うん、ちょっとこのあとの用事を思い出したんだ」
そうだ、副社長室に行かねば、と芹奈は気が重くなる。
「そうなんですね。残念、予定ありか。じゃあ井口さん、今夜も一緒に行きません?」
井口が、ん?と顔を上げる。
「行くってどこへ?」
「合コンです」
「えー、また酔っ払って失態さらすからやめておく」
「あはは!夕べの井口さん、本当におかしくって。ね、聞いてくださいよ芹奈さん」
「わー!菜緒ちゃん、やめてってば」
またしても朝と同じように、二人はじゃれ合い始めた。
「ねえ、そんなに盛り上がるなら二人で出かけたら?」
そう言うと、え?と二人は芹奈を振り返る。
「二人で、ですか?」
「うん。合コンよりそっちの方が楽しめるんじゃない?今のお二人なら」
「そうかも。二人なら井口さんの更なる失態が楽しめそう!」
何かを企むようなワクワクした様子の菜緒に、井口は、えー?と顔をしかめる。
「酔わせてまたあのおかしな井口さんにしちゃおう!じゃあ、合コンはやめて二人で食事にしましょ。ね?そうすれば内緒にしててあげますから」
「えー、絶対だよ?」
「はい!約束します。やったー、決まり!」
楽しそうな菜緒の笑顔と、観念して苦笑いを浮かべる井口。
そんな二人を芹奈は、お似合いだな、と眺めていた。
終業時間が迫って来ると、デスクから菜緒が声をかけてきた。
「菜緒ちゃん、連日で合コン行くの?」
「そうなんです。芹奈さんは?何かご予定あるんですか?」
「ん?特にない……、あー!」
「びっくりした。どうしたんですか?」
「うん、ちょっとこのあとの用事を思い出したんだ」
そうだ、副社長室に行かねば、と芹奈は気が重くなる。
「そうなんですね。残念、予定ありか。じゃあ井口さん、今夜も一緒に行きません?」
井口が、ん?と顔を上げる。
「行くってどこへ?」
「合コンです」
「えー、また酔っ払って失態さらすからやめておく」
「あはは!夕べの井口さん、本当におかしくって。ね、聞いてくださいよ芹奈さん」
「わー!菜緒ちゃん、やめてってば」
またしても朝と同じように、二人はじゃれ合い始めた。
「ねえ、そんなに盛り上がるなら二人で出かけたら?」
そう言うと、え?と二人は芹奈を振り返る。
「二人で、ですか?」
「うん。合コンよりそっちの方が楽しめるんじゃない?今のお二人なら」
「そうかも。二人なら井口さんの更なる失態が楽しめそう!」
何かを企むようなワクワクした様子の菜緒に、井口は、えー?と顔をしかめる。
「酔わせてまたあのおかしな井口さんにしちゃおう!じゃあ、合コンはやめて二人で食事にしましょ。ね?そうすれば内緒にしててあげますから」
「えー、絶対だよ?」
「はい!約束します。やったー、決まり!」
楽しそうな菜緒の笑顔と、観念して苦笑いを浮かべる井口。
そんな二人を芹奈は、お似合いだな、と眺めていた。



