「ただ、そういうのってやっぱり視られたくない人が多いので、あまり占い師ってことは伝えていないみたいなんです。だから、カミラさまが『魂占い』って言ったとき、ドキッとしました。嫌だったかなぁって」
大きな身体を小さくして肩をすくめるブレンさまに、わたくしとクロエはぶんぶんと首を横に振った。
魔術師の家系であるブレンさまに、占い師のお母さまもいたとは……
レグルスさまはブレンさま肩に手を置いて、今度は自分が魔法を使ってみせた。
――とてもきれいな、青の炎。
「レグルスさまは、青い炎しかだせませんよねー」
「加減が面倒……」
「あはは!」
なにがおかしいのかわからないけれど、彼らには彼らのなにかがあるのでしょう。
クロエがなにかを考えるように唇に指を当てて、ぶつぶつとつぶやいているのに気付き、声をかけようとしたら、彼女が顔を上げた。
「ブレンさま!」
「はい?」
「カミラさまとマーセルさまを同時に視れば、なにかわかるかもしれないと話していましたよね。それは、いつでも可能ですか?」
「え、はい。視るだけなら、いつでも」
「それなら、明日の放課後……お願いできませんか?」
どうやってマーセルを連れてくるつもりなのかしら?
「どうか、お願いします」
ブレンさまに頭を下げるクロエ。彼はそれを見て、困ったようにレグルスさまを見る。
レグルスさまが小さくうなずくのを見てから、口を開いた。
大きな身体を小さくして肩をすくめるブレンさまに、わたくしとクロエはぶんぶんと首を横に振った。
魔術師の家系であるブレンさまに、占い師のお母さまもいたとは……
レグルスさまはブレンさま肩に手を置いて、今度は自分が魔法を使ってみせた。
――とてもきれいな、青の炎。
「レグルスさまは、青い炎しかだせませんよねー」
「加減が面倒……」
「あはは!」
なにがおかしいのかわからないけれど、彼らには彼らのなにかがあるのでしょう。
クロエがなにかを考えるように唇に指を当てて、ぶつぶつとつぶやいているのに気付き、声をかけようとしたら、彼女が顔を上げた。
「ブレンさま!」
「はい?」
「カミラさまとマーセルさまを同時に視れば、なにかわかるかもしれないと話していましたよね。それは、いつでも可能ですか?」
「え、はい。視るだけなら、いつでも」
「それなら、明日の放課後……お願いできませんか?」
どうやってマーセルを連れてくるつもりなのかしら?
「どうか、お願いします」
ブレンさまに頭を下げるクロエ。彼はそれを見て、困ったようにレグルスさまを見る。
レグルスさまが小さくうなずくのを見てから、口を開いた。



