アイドル宣言!

「あの、私、璃真くんみたいに、お兄ちゃんみたいに、Dreamboysみたいに、」

「アイドルに、、なりたいです。」

「お兄ちゃん!私アイドルになりたい!!」

ライブが終わって、私と真凜はスタッフの方に声をかけて案内されたドリボの楽屋にいる。

ライブ終わってからもあの衝撃は忘れられなくて、璃真くんも含めたメンバーの方にご挨拶をして、気づいたらこんなことを口にしてしまっていた。

「ごめんない急に、お兄ちゃん呼びしちゃって、私の記憶だってほぼないですよね?それに急にこんなこと言われてもだから?って感じですよね、ほんとにごめんなさい。」

過去一の早口で謝る。
真凜も予想してない私の発言に

「ごめんなさいこの子、初めてライブに連れてきたんですけど感動しちゃったみたいで、」

と超全力早口で謝ってくれた。

「それなら良かったよ。改めて、璃真の妹さん、リーダーの佐原夜真斗です。よろしく。」

と手を差し出されたけどさすがに別世界のアイドルには触れなかったし、びっくりしたし、3歩ひきながらペコペコしてしまった。

「高戸遥陽ですよろしく」
「玉城陽也ですよろしくなー!」他のメンバー2人も続いて自己紹介してくれた、真凜から聞きすぎて知ってるけど。

近くで見るとみんなかっこよすぎる、でも顔だけでいったら夜真斗くんかっこいいなー。

視線を夜真斗くんにチラッと向けると気づいたのかニコッと返してくれる。

キラキラしすぎて眩しいです。
逆に反応に困る。

「じゃあさ、璃真、このお友達は俺が送っといてあげるから今日は妹ちゃんとゆっくり話してな」

と、夜真斗くんは私の動揺なんて気にせずに真凜の方へ歩み寄ると、

「名前、真凜ちゃんやっけ?璃真の妹をここにつれてきてくれてありがとうな。でもなんかこの後兄弟でゆっくりお話会っぽいから高校生の女の子ひとりじゃ危険やしタクシー捕まえて裏まで送ったるからそれで帰りー」

真凜は顔や耳を真っ赤にしながらも一生懸命頷いている。

夜真斗くん全体的に距離が近い。真凜だってファンなんだからあそこまで近いと最悪気絶するよ。

「じゃあ夜真斗、璃真、俺ら片付け終わらせてから先帰るなー。」
陽也くんが言うと
「海琴ちゃん真凜ちゃんごゆっくりー。」
遥陽くんもそれに続いて帰って行った。

すると、夜真斗くんまで、

「それじゃ俺らも行きますか」
「は、はい」

真凜なんてもう顔が真っ赤だ。
それはそうだろうけど。
真凛にとっては今までたくさんの時間とお金をかけて応援してるんだもんね。
真凛も嬉しそうでなにより。

「じゃあな璃真、ゆっくり休めよ、海琴ちゃんまた会おーね」