アイドル宣言!

"みんなぁー!!今日は来てくれてありがとう!元気かぁー!今日はDreamboys4人でみんなを全力で幸せにしていきたいと思いますよろしくぅー!!"

リーダーである夜真斗くんのコールでライブはスタートした。

最初の曲はこのライブのメイン曲でファン歴が片手で数えられるほどの私でも予習済みで掛け声もなんとかついていけた。

それにしても、4人ともかっこいいな。

私だったら絶対無理だよ。
いくら自分たちよファンの前だとしてもこんなに恥ずかしがりもせずにウインクしたり、手振ったり、全力でダンスや歌を披露したり。

璃真くんだけじゃなくて、全員私とは違う世界の人間だ。そう感じるほどに4人はキラキラしていて、でも決して簡単にやっている訳じゃなくて、今日のために積み上げてきたものの量は計り知れないんだろうな。

それに、私たち以外のファンの方もまるで宝石を見ているかのように目がキラキラしている。

アイドルってすごいな。

っなんて考えているうちに2曲が終わって自己紹介が始まる。

"みなさん改めまして、Dreamboysの川西璃真です!今日はみなさん幸せになる準備できてますかー?"

"みんなマイクなしで叫ぶから"

シーっていうポーズと共にウインクをしてから

"今日はdreamyを世界一幸せにしてやるー"

と叫んでいた。キャーという歓声が後を絶たない。

この人本当に私と血繋がってるのかな?

輝きとか璃真くんをみるみんなの目とか歓声とか。
整った容姿もマイクなしで会場に響き渡る声も。

全部私に似ても似つかなくて、手なんて一生届かないんだろうなっていうくらい遠くて。

でも私この瞬間に決意してしまったんだ。

私も璃真くんみたいになりたい。

璃真くんみたいに数えきれないくらいの人を幸せにしたい。