『マリアー、おめでとう!』
「ありがとうございます、カレンさん」
妊娠を知らせると、カレンは電話の向こうで声を弾ませた。
『あーもう、嬉しくてたまらない。私、赤ちゃんが生まれたら、絶対に日本に会いに行くからね』
「えっ、本当に?」
『もちろん! プレゼントたーくさん持ってね。いい? マリア。くれぐれも身体に気をつけるのよ? まあ、あのフミヤがいるから大丈夫でしょうけど』
「はい。それが、早速仕事をセーブするように言われてしまって……。ニューヨーク支社の立ち上げの大事な時期なのに。カレンさんとも詳細をマメに打ち合わせしたかったのですが、すみません」
『そんなこと! 赤ちゃんの命に比べたらどうってことないわ。今のマリアの仕事は、ゆっくり休んで赤ちゃんを守ることよ。分かった?』
「はい。ありがとうございます、カレンさん」
真剣に心配してくれるカレンに、真里亜の胸はジンと温かくなる。
住谷を初め、藤田も、人事部や秘書課の先輩たちも、そして社長も、誰もが妊娠を喜んでくれていた。
(大切に守っていこう。私と文哉さんの赤ちゃんを)
真里亜はお腹にそっと手を当てて、無事に生まれてきますようにと祈った。
「ありがとうございます、カレンさん」
妊娠を知らせると、カレンは電話の向こうで声を弾ませた。
『あーもう、嬉しくてたまらない。私、赤ちゃんが生まれたら、絶対に日本に会いに行くからね』
「えっ、本当に?」
『もちろん! プレゼントたーくさん持ってね。いい? マリア。くれぐれも身体に気をつけるのよ? まあ、あのフミヤがいるから大丈夫でしょうけど』
「はい。それが、早速仕事をセーブするように言われてしまって……。ニューヨーク支社の立ち上げの大事な時期なのに。カレンさんとも詳細をマメに打ち合わせしたかったのですが、すみません」
『そんなこと! 赤ちゃんの命に比べたらどうってことないわ。今のマリアの仕事は、ゆっくり休んで赤ちゃんを守ることよ。分かった?』
「はい。ありがとうございます、カレンさん」
真剣に心配してくれるカレンに、真里亜の胸はジンと温かくなる。
住谷を初め、藤田も、人事部や秘書課の先輩たちも、そして社長も、誰もが妊娠を喜んでくれていた。
(大切に守っていこう。私と文哉さんの赤ちゃんを)
真里亜はお腹にそっと手を当てて、無事に生まれてきますようにと祈った。



