二人で笑顔で頷き合っていると、文哉のもとを離れて住谷がやって来た。
真里亜は、カレンと住谷を互いに紹介する。
「住谷さん、ご紹介します。こちらが日頃から大変お世話になっている日高 カレンさんです。カレンさん、弊社の秘書課の住谷です」
真里亜に紹介されて、カレンは「初めまして」と手を差し出した。
「やあ、君がカレンか。初めまして」
そう言ってカレンと握手した住谷は、そのままグッとカレンの手を引いて抱き寄せ、頬と頬を合わせた。
「はっ!?」
カレンは思わず固まる。
「噂には聞いていたけど、本当に美人だね。これは日頃お世話になっている君へ、ささやかなプレゼントなんだ。シャンパンとグラス、気に入ってくれると思う。あ、重いから自宅に届くよう手配するよ。住所は?」
ペラペラとしゃべり続ける住谷に、カレンはポカンとするばかりだった。
「え、あなた本当に日本人?」
「そうだけど。それがどうかした?」
「初対面でチークキスしてきた日本の男は、あなたが初めてよ」
「それは光栄だな。君の初めての男になれるなんて」
「ちょっ、なに言ってるのよ?」
「ところで住所は? あ、帰りに俺がプレゼントごと、君を自宅まで送り届ければいいか」
「は? あの……」
「じゃあ、またあとで」
片手を挙げて去っていく住谷を、カレンは呆気にとられたまま見送った。
真里亜は、カレンと住谷を互いに紹介する。
「住谷さん、ご紹介します。こちらが日頃から大変お世話になっている日高 カレンさんです。カレンさん、弊社の秘書課の住谷です」
真里亜に紹介されて、カレンは「初めまして」と手を差し出した。
「やあ、君がカレンか。初めまして」
そう言ってカレンと握手した住谷は、そのままグッとカレンの手を引いて抱き寄せ、頬と頬を合わせた。
「はっ!?」
カレンは思わず固まる。
「噂には聞いていたけど、本当に美人だね。これは日頃お世話になっている君へ、ささやかなプレゼントなんだ。シャンパンとグラス、気に入ってくれると思う。あ、重いから自宅に届くよう手配するよ。住所は?」
ペラペラとしゃべり続ける住谷に、カレンはポカンとするばかりだった。
「え、あなた本当に日本人?」
「そうだけど。それがどうかした?」
「初対面でチークキスしてきた日本の男は、あなたが初めてよ」
「それは光栄だな。君の初めての男になれるなんて」
「ちょっ、なに言ってるのよ?」
「ところで住所は? あ、帰りに俺がプレゼントごと、君を自宅まで送り届ければいいか」
「は? あの……」
「じゃあ、またあとで」
片手を挙げて去っていく住谷を、カレンは呆気にとられたまま見送った。



