「うわっ、すごいんですけどっ!」
夜のショーの開演時間が近づき、支度を整えたメンバーはステージの裏手で待機していた。
聞こえてくるざわめきの大きさに、そっと顔を覗かせて観客の様子をうかがった綾乃は、驚いてすぐに首を引っ込めた。
「午前の部の比じゃないです。なんか、アイドルのコンサート会場みたいな雰囲気」
「ええ!?あやちゃん、それは大げさじゃない?」
美桜は軽く手を振って否定する。
「もちろんそんな、何万人とかはいませんよ?でも人口密度がすごいんです」
「そうなの?寒いから、みんなで肩寄せ合ってるのかしら」
「美桜先輩、それも変ですよ?」
そうこうしているうちに、開演三分前となった。
皆で円陣を組み、巧が声をかける。
「よし、アイドルにも負けないショーを見せてやろうじゃないの」
すると智也が真顔で頷く。
「綾乃ちゃんへのアイドルスマイルは、俺だって負けません」
「俺は無理だ。智也、頼むぞ」
「ちょっと、巧先輩!だめですよ、リーダーなんだから。じゃあペア同士見つめ合って、ラブ注入してから行きましょう」
「うげっ!マジで無理」
そんな巧を尻目に、智也は綾乃の手を取り見つめ合う。
「綾乃ちゃん、最高にロマンチックな時間にしようね」
「うん!クリスマスイブに智也くんと一緒に踊れて幸せ」
二人はふふっと微笑み合うと、手を繋いでポジションについた。
「あー、美桜。最大限に努力しますので、よろしくどうぞ」
「あはは!巧くん、その口調がもう恋人とはかけ離れてるよ」
笑いながら、美桜も巧と手を繋ぐ。
「大丈夫。巧くんの踊り、すごくかっこいいもん。無理にアイドルスマイル作らなくてもいいからね」
「おっ、ありがと美桜!さすがは俺のパートナー。分かってるねー」
その時、音楽スタート!とみどりの声がして、スピーカーから明るいクリスマスソングが流れ始めた。
「よし、行くか!」
「うん!」
メンバー達はパートナーと手を取り合って、笑顔でステージに上がった。
夜のショーの開演時間が近づき、支度を整えたメンバーはステージの裏手で待機していた。
聞こえてくるざわめきの大きさに、そっと顔を覗かせて観客の様子をうかがった綾乃は、驚いてすぐに首を引っ込めた。
「午前の部の比じゃないです。なんか、アイドルのコンサート会場みたいな雰囲気」
「ええ!?あやちゃん、それは大げさじゃない?」
美桜は軽く手を振って否定する。
「もちろんそんな、何万人とかはいませんよ?でも人口密度がすごいんです」
「そうなの?寒いから、みんなで肩寄せ合ってるのかしら」
「美桜先輩、それも変ですよ?」
そうこうしているうちに、開演三分前となった。
皆で円陣を組み、巧が声をかける。
「よし、アイドルにも負けないショーを見せてやろうじゃないの」
すると智也が真顔で頷く。
「綾乃ちゃんへのアイドルスマイルは、俺だって負けません」
「俺は無理だ。智也、頼むぞ」
「ちょっと、巧先輩!だめですよ、リーダーなんだから。じゃあペア同士見つめ合って、ラブ注入してから行きましょう」
「うげっ!マジで無理」
そんな巧を尻目に、智也は綾乃の手を取り見つめ合う。
「綾乃ちゃん、最高にロマンチックな時間にしようね」
「うん!クリスマスイブに智也くんと一緒に踊れて幸せ」
二人はふふっと微笑み合うと、手を繋いでポジションについた。
「あー、美桜。最大限に努力しますので、よろしくどうぞ」
「あはは!巧くん、その口調がもう恋人とはかけ離れてるよ」
笑いながら、美桜も巧と手を繋ぐ。
「大丈夫。巧くんの踊り、すごくかっこいいもん。無理にアイドルスマイル作らなくてもいいからね」
「おっ、ありがと美桜!さすがは俺のパートナー。分かってるねー」
その時、音楽スタート!とみどりの声がして、スピーカーから明るいクリスマスソングが流れ始めた。
「よし、行くか!」
「うん!」
メンバー達はパートナーと手を取り合って、笑顔でステージに上がった。



