片翼を君にあげる④


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そして年が明け、それからの俺達は……。

生命力を半分こして一緒に生きていく人生(みち)を選んだ俺とレノアは、ヴィンセント様やミネア様……もちろん俺の家族にも祝福されて、結婚への道のりは視界良好に思えた。


……が。
闘病生活と暫しの昏睡状態が続いていたレノアは、生命力は回復したものの体力と筋力の衰えが著しく、長い長いリハビリ生活が続いた。

『ごめん。
まだまだ前途多難だねーー』

そうレノアは申し訳なさそうに言ったけど、今までの道のりに比べたら、待つ事なんてどうって事なかった。
愛おしい人にいつでも会える、好きな時に好きなだけ傍に居られる。
それだけで、毎日満ち足りた気持ちで過ごす事が出来たんだ。

俺達の中で何かが確実に変わって、これからの未来は明るくなったように感じていたーー。

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