筒路はるるの中学校の時の部活の後輩で、自分を励ましてくれたるるを尊敬していた。
偶然政近と仁礼の会話を聞いて筒路は政近とるるの関係が偽装だと知る。
政近にライバル宣言をして、るるに猛アピールを開始。
ストレートに好意を示す筒路に対して内心焦る政近。
その上るるの初恋相手テツが文化祭に来ることになってしまう。
しかも文化祭準備期間中、るるは三年美女先輩からいやがらせを受ける。
先輩がるるを呼び出し「これ以上酷い目にあいたくなければ別れなさいよ」と脅している現場を政近におさえられていやがらせは終わった。
いやがらせの証拠集めには、政近に頼まれたリコとかやのも協力してくれている。
文化祭当日リコとかやのがお化粧をしてくれて、るるは可愛さ倍増。
そんな可愛いるるを見て初恋相手のテツが交際を迫ってくるが、政近がとめに入った。
テツは捨て台詞に「手紙で告白って、かなりイタいからな」と言ってるるの心を傷つける。
後夜祭で政近は手紙で告白の件を「俺だったら嬉しい、羨ましいよ」とるるに伝えた。
るるはそれを、仁礼に対しての切ない恋心からくるセリフだと勘違い。
その時点で、るるは政近のことが好きだと自覚する。
いつまでも偽装の関係を続ける事は政近のためにならないと考え別れようとするるるに対して、仁礼が「政近はずっと前からるんるんのことが好きだった」と教えてくれる。
しかし『恋愛対象外』だと思い込んでいるため「そんなの嘘だよ」とるるは信じることができなくて別れてしまう。
別れたあと、るるは筒路から告白されるが政近への想いを消すことができず断る。
その後リコとかやのと話している中で、自分の誕生花が政近のプレゼントしてくれたヘアピンについている花と同じミスミソウだと知った。
自分の誕生日を偽装カップルになる前から知っていてくれたことが分かり、るるのことを前から好きだったという政近の好意を素直に受け止められるようになる。
そして年が明け、冬休み中のるるの誕生日に政近が家まで来てミスミソウの花飾りがついたネックレスをプレゼント、告白をしてハッピーエンド。

