ここは表記通り生徒会室で、プリンスとプリンセスは学園の代表として生徒会の仕事もしている。
篠崎先輩が生徒会長、白鳥先輩が副会長、そして九条くんは書記兼会計という感じで、色んなことをしているらしい。
「三人で大変じゃないんですか?」
生徒会室中心の応接テーブル。
向かい合って座って、説明してくれた篠崎先輩に問いかける。
「委員会に仕事を振ってるから大丈夫……と言いたい所なんだけど、本音を言うとなかなか大変で。それでここからが本題なんだけど」
篠崎先輩はほんの少し身を乗り出す。そして、
「廉のパートナーであるあかねちゃんに、生徒会の仕事を手伝ってもらいたいの」
「えっ……」
にっこりと花のように微笑んで言った篠崎先輩に、わたしは思わず声を上げた。
生徒会の仕事を、わたしが……?
「本当はもっと早く話をしたかったんだけど、柊はすぐに結愛ちゃんを連れてきてくれたのに、廉は全然連れてきてくれなくて……」
言いながら篠崎先輩は九条くんに目を向けるけど、九条くんは無視するように分厚い資料に目を向けたまま。



