朝礼の際に一緒に発表された『追試』 それは一週間後で、そこで80点以上をとらなければ、わたしと九条くんは退学に更に一歩近付いてしまうことになる。 自分の立場も危ういはずなのに、あれから一度も接触してこようとしない九条くん。 それは、あくまで自分は関係なくて。 わたし自身に、自分でどうにかしろ……っていう、無言の圧力のようにも感じる。 普通科の生徒は通常、寮は2人1部屋なのだけど、わたしは人数の関係で1人部屋で。 文字通り、寝る間も惜しんで勉強をして、迎えた追試当日──。