「じゃあ、僕は忙しいからこの辺で。適当に挨拶でもして帰ってもらったらいいから。また全校朝礼で正式に発表もしてね」
正直、あまりわたし達に関心がないといった雰囲気で、踵を返す理事長。
そのまま部屋を出て行くのかと思われたけれど、
「あ、そうそう」
身体半分を覗かせ、思い出したように足を止めて。
「はなささんと橘さん、君たち二人の成績が上がらなかった場合、柊も廉もプリンス剥奪……は、分かってると思うけど、もうひとつ。
パートナー同士の恋愛は絶対禁止。もし、隠れて付き合ったりしたら、その時はプリンスだろうと、まとめて退学だからね」
にっこりと言い残して、理事長代理はバタンとドアを閉めた。



