プロポーズ





結婚式当日。




ウェディングドレスに着替えて亮ちゃんが待ってた部屋に入る。






亮ちゃんが、ハッて息を呑む。




「やべえ…めっちゃ可愛い」




「そんな上から下からジロジロ見ないでよ…恥ずかしい…ヴッ!」




亮ちゃんが私の腰をグッ!って抱き寄せてぎゅうううって抱きしめる。




「え…待って、泣いてんの?」


「泣いてない。」


「亮ちゃん!笑」


ハンカチを取り出して亮ちゃんの目尻を押さえる。
「せっかくお化粧したのに崩れちゃうよ〜」


綺麗に引かれたアイラインを崩さないように、涙を拭う。
「もう俺今日ダメだわ、なに見ても泣いちゃう」








ドン!!!!って近くの壁を叩く音がして2人で振り向くと、航平が壁を拳に突き立てていた。