プロポーズ





「お前だけだよ、知らねえの。」




航平にこの話をしたら、きっとヒィヒィ笑って「お前らが!結婚!まじありえね〜!」って絶対笑われると思ったのに。


「俺ら結婚するから。」
って亮ちゃんが言うと、「あ、そう良かったじゃん」とだけ言った。


「え、それだけ?」


「それだけってなにが」


「もっと笑われるかと思った」


フン、って航平が笑う。


「お前だけだよ、コイツがお前のこと好きだったの知らねえの」


横にいる亮ちゃんをガバッで見ると、「え?なんか言った?」って呑気に唐揚げを食べている。