苦手な上司にプロポーズすることになりました

 


 次の日、由人はバス停で佑茉と一緒になった。

「あの家に住むようになって、数日経ちましたが、いかがですか?」

 そんなことを佑茉は訊いてくる。

 チラと佑茉を見て言った。

「家か? お前か?」

「どっちもですかね?」

「家は申し分ないな。
 俺にはもったいないくらいの住まいだ」

「では、私はどうですか?」

「ハッキリ言っていいか?」

「どうぞ」

 っていうか、いつも仕事中、なんでもハッキリおっしゃってるじゃないですか、と佑茉は言う。