苦手な上司にプロポーズすることになりました

「なんでって言われても――。

 えーと。
 元気出してください」

 そう言うと、新平は佑茉の手を握ってきた。

「あのっ、好きになってもいいですかっ?」

「駄目です」

 そんなご飯目当て、と苦笑いして、佑茉は言う。