苦手な上司にプロポーズすることになりました

 


 なんだかんだであの二人はくっつくのかな?

 ちょっと残念と言えば、残念、と思いながら、竜吾は渡り廊下を歩いていた。

 佑茉とは気兼ねなく話せて楽な関係だった。

 恋とかいうのにはなりそうになかったが。

 ……人に持っていかれるとなると惜しいような。

 そんなことを考えながら角を曲がると、腕組みした由人が渋い顔をして、遠くを見ている。

 なに見てるんだ? と思ったが、佑茉だった。

 こちらに向かい歩いてくる佑茉を見つめているようだった。

 愛かな。